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最近よく見かける、「得意な英語を聞かせたい」症候群(後編)

このように敬遠されがちな離陸後アナウンスの英語版だが、たまにやたらと英語を話したがるパイロットがいる。

一番わかり易かったのは、日本語より先に英語でアナウンスを始めたパイロット。最初は外人VIPでも乗せているのかと思ったが、その後、やれトイレに行った後は必ずシートベルトを締めるようにしてくださいやら、やれ気流がどう飛行時間に影響を及ぼしているやら、やれ飛行中の何時の何処あたりが景色の見どころやら、流暢な英語で長々と説明されるのを聞いて、なるほど、この人は英語を使ってかっこつけたいだけなのだな、と納得した。

日常の三不思議〜ラーメン屋の混み具合、日比谷線の延長、そしてスカウトされない僕

僕には三つの日常的な疑問がある。

一つ目が六本木にある「竹虎」という、ほぼ毎週日曜日に通っているラーメン屋の混み具合だ。

僕の日曜日の昼前後は週課みたいなもので、11時にしぶしぶ起床、12時に六本木でミサに参列、その後近所の「竹虎」で昼食、と決まっている。そういうことなので、「竹虎」に着く時刻はほぼいつも13時15分頃になる。

この時刻は昼にしては遅いこともあり店は大抵空いているのだが、7〜8週間に一度、すぐに座れない時がある。それも前に4〜5組待っているという(通常からしたらの)大混雑なのだ。

なぜ日曜日13時15分の六本木の「竹虎」では混む時と混まない時があるのか、そして混む時にはなぜ極端にも大混雑なのか。この奇妙な現象に気付いて4年近く経つが、余りに不思議すぎて未だに自説さえも立てられないでいる。

方向音痴を説明すると

僕は方向音痴である。身近に方向に関してやけに鋭い妹がいるので、自分の無力さがよくわかる。

方向音痴の無力さとは、方向音痴の仲間にしか分からないと思う。

まず、常に自分が何処にいるのかを把握するのに苦労する。良い例が地下鉄の駅から地上に出た時。ニューヨークでは道に数字がついているから自分の居場所など簡単にわかる筈だ、と思われるかもしれないが、とんでもない。通常僕は地上に出た時点で一体どの方向を向いてどっちに進めばいいのか迷う。時間かけて考えても分からないため、最近はとにかく適当な方向に向けて歩き、間違っていることに気付いたら引き返す、と言う手段を選んでる。この方が変に迷って時間を費やすよりはるかに効率がいい。
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