僕の食欲は部活帰りの高校生並み

僕は大食である。部活帰りの高校生並みに食べる。

具体的にどれほど食べるかというと、例えばジョナサンでの夕食は、シーフードマリネサラダととうもろこしポタージュから始まり、ハンバーグのドリンクバーとライスセットを食べた後、デザートにフルーツパフェを注文する。

この通常コースは税込で3200円ぐらいなのだが、この前主食を和牛ステーキにしたら4260円も払う羽目になってしまった。最低でも3000円、下手すれば4500円もするファミレスジョナサンでの夕食は、僕にとって月一回の贅沢である。

寿司なんぞは、すしざんまいでも1万6千円になるので、年に一度行けるかどうか。

このように、食べる量が普通の人と比べて異常に多いため僕は他人と食事する際の「会食ルール」というものを設けている。

 

そのルールの一つ目が、「他人の奢りや割勘は避ける」だ。これは、他人の財布に頼ると遠慮せざるを得なくなるのが嫌なので、他人が食べた分まで払うのでもいいから、とにかく好き勝手に食べさせてくれ、という気持ちからくる。

だいぶ前ある取引先に接待された時、会食の冒頭で主催者に「なんでもどうぞ」と言われたので、僕はまず前菜風の料理を多数頼んだ。それらを食べ終えそろそろ二回戦と思ってメニューを手に取ろうとしたところで、主催者に「お腹いっぱいになったね」と言われてしまった。奢ってもらっている分際でそう言われては追加注文ができるはずもなく、仕方なく解散後、ラーメン屋に寄って腹を満たした。

二つ目のルールが「必ずアラカルトメニューから注文する」だ。僕はコースメニューは絶対に頼まない。

コースメニューには二重の問題がある。まず、料理がシェフのおまかせなので自分が食べたいものが食べられない、という点。さらに、ほぼ間違いなくコースメニューの一品はアラカルトメニューの一品に比べて量が少ない。食べたいものをのべつまくなしに食べたい僕としては、コースメニューは論外である。

三つ目が「10分ルール」。これは、10分間食べ物に手をつけていない人はもうお腹がいっぱいと仮定し、その人の前に残っている食べ物は食べても構わない、といったものだ。

僕は基本的に食事が始まってから満腹になるまで途切れることなく食べ続ける。誰も同じだと思っていたのでこのルールを問題視する人はいないと思ったのだが、このルールを導入してから会食での僕の評判がガタ落ちしてしまった。世の中には食事を一時中断して会話をする人がいる。その事実を学んでからは会食が始まる前に「10分ルール」の説明を徹底するようにしている。

こうしてみるとお分かりかと思うが、僕の食に対するこだわりは半端ではない。僕にとって食べることとは死活問題であり、食事の場は文字どおりの食うか食われるかの戦場である。

ということで、食に興味がある人、食べることが好きな人が僕と食事をする際には、食べることに全力を注いでいただきたい。マンボウのようにボーとしていると食べそびれることになりかねない。

 

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